メッセージ

IFTグループ
CEO
ピエール フランセスコ リンボッティ
Pier Francesco Rimbotti
Infrastrutture(IFT)グループは、独立系発電事業者(IPP)として、OECD諸国、特にイタリアと日本において、独自開発および資産買収を通じて成長を続けています。
気候変動や政治的な不安定さを抱える今日の環境において、専門家集団としてエネルギー転換を加速させ、すべてのステークホルダー、特に当社が事業を展開する地域社会に利益を還元するという当社の取り組みは、より一層重要な意味を持ちます。
私たちは60年以上にわたる会社の伝統と、30年にわたる再生可能エネルギー分野での専門的なノウハウの蓄積を基盤としています。私たちのチームは、開発から資金調達、建設、資産管理まで、この分野でユニークな長期経験を持つプロの経営陣で構成されています。常に未来を見つめ、慎重かつ革新的でありたいと考えています。「イノベーションは私たちの伝統」これがIFTグループのコミットメントです。
私たちは今日のエネルギー分野における課題を、すべてのステークホルダーとエネルギー・バリュー・チェーンのすべてのレベルにおいて、持続可能なチャンスに変えていきます。当社のシニア・リーダーシップ・チーム、現場の開発担当者、そしてパートナーの間で長年にわたって築かれた連帯感が、成長とパフォーマンスの原動力となっています。このような結束力が、eラーニングの取り組みやスマートな働き方など、現代の環境に適応するためのチームの強力な能力を育んでいるのです。
金融、法律、行政、建設の各分野におけるすべてのパートナーに感謝したいと思います。私たちは、日本のエルゴジャパンエナジーを含む私たちのチームと能力を誇りに思い、「Power Your Sustainable Future(持続可能な未来に力を)」を進めてまいります。

“クリーンエネルギーの創造を通じて、
地域との共生を図り地球温暖化防止に貢献する”
株式会社エルゴジャパンエナジー
代表取締役
株式会社エルゴジャパンエナジーはイタリアの再生可能エネルギー事業者である Infrastrutture S.p.A.の日本における活動拠点として2013年に設立されました(旧称:エルゴジャパン合同会社)。Infrastrutture社は1994年よりイタリアで風力発電事業の開発を成功させ、その後太陽光発電事業と合せ再生可能エネルギー開発に注力し、現在はイタリア・スペイン・チリ・コロンビア・ブラジル及び日本を主要市場として優良事業開発を推進すると同時に、最近はイタリアにおいて一般廃棄物より有機メタンガスを精製する事業にも参入しております。
このような親会社のDNAを受け継ぐ当社は日本において2012年に導入された再エネ特措法に基づく固定価格買取制度に着目し、これまで国内で累計約60 MWの太陽光発電事業開発を成功させると共に、2件の事業運営を担っています。加えて現在は組織も拡充し、複数の陸上風力発電事業の開発投資に着手しております。

世界的に脱炭素化の取組みが求められる中、他の先進諸国と比し極めてエネルギー自給率の低い日本において、当社はクリーンな再生可能エネルギー事業の実現により地球温暖化防止に資する社会貢献を進めてまいります。また、この種発電事業は地域社会・地域住民の方との共生が前提ですが、当社は事業計画の立案段階から地元の皆様との情報共有を実践し、地域貢献を踏まえた事業計画推進を目指すことで、地域社会の一員として持続可能な社会の創成に貢献していきたいと願っています。2050年カーボンニュートラル達成という国家目標に向け、エルゴジャパンエナジーはワンチーム一丸となって歩みを進めてまいります。
